代表メッセージ

代表取締役 田村 浩一郎の写真
株式会社ACES
代表取締役 田村 浩一郎

アルゴリズムでシンプルな社会を実現し、人の働き方に余白をつくる会社に。

Deep Learningは、複雑なものを複雑なまま扱うことのできるアルゴリズムです。
そんなアルゴリズムの力で、私たちの社会は、複雑でゆとりのないものではなく、シンプルなものにできるはず。
私たちのストーリーは、この「問い(ビジョン)」からはじまっています。

学生時代から、非効率・非合理・面倒だと感じることをそのまま受け入れることが苦手でした。

「どうして学校の先生は教科書に書いてあることを板書して、生徒は黒板に書かれたことをノートに写経しているんだろう。教科書を読めばいいのに。先生がノートをコピーして配ればいいのに」

「どうして部活では皆同じ練習メニューをやるのだろう。それぞれで課題も個性も違うのに」

もっと個性や個人を活かした柔軟で合理的な物事の進め方があるはずだと違和感を感じていました。

また、日本は少子高齢化で労働人口が減っています。
属人的な働き方、柔軟性のないルール、中間搾取が多いビジネスのあり方を一刻も早く解消し、
労働集約型から資本・知識集約型の社会へと舵を切っていくべきではないでしょうか。

そのような中で、2012年ごろにDeep Learningという革新的なAI技術が興隆します。

私は大学でDeep Learningの研究に携わり、博士号を取得しました。
Deep Learningは今まで属人的に行っていた複雑な知見や業務を、大量のデータから学習してAIモデルとして再現することができます。
AIモデルを用いたソフトウェアによって、熟練者の知見や業務を構造化して自動化したり、柔軟性のないルールの決め方をせず、各個人の持つ多様な個性を認識し、個人に寄り添う接し方や柔軟でなめらかなルールを作っていくことができるはずです。

そうしたなめらかかつ構造的な社会を、私たちは「シンプルな社会」と呼んでいます。

非効率・非合理・無駄な作業に忙殺されて、上手くできずに楽しくない働き方から、やりたいことができる & 上手にできて楽しい「余白」のある働き方へ変えることには、人生を賭ける意味があると考えています。

ACESは、アルゴリズムの力でシンプルな社会を実装していく中で、人の働き方に余白をつくることをミッションとしています。

余白というのは、日本独特の美意識です。
私は、余白とは、妥協や怠惰、無知によって生まれるものではなく、狂気的こだわりや情熱、知性を持って生み出される美学だと考えています。

そうして我々が生み出すことのできた余白は、趣味や娯楽といった余暇になってもいいし、人生に目標を与える余地になるかもしれません。

アルゴリズムで余白をデザインし、提供する。
ACESはそんな会社を目指しています。

SHARE

  • Share
  • Share
  • Copy Linkコピーしました
NextCompany
Profile